ブラックペッパーとホワイトペッパーの違い|製造方法から料理での使い分けまで解説

食の雑学

ブラックペッパーとホワイトペッパー、実は同じ「胡椒の実」から作られていることをご存知でしょうか?

見た目も香りも大きく異なるこの2つ、どう使い分ければいいか迷うことはありませんか?

この記事では、そんな2つの製造方法の違い・風味の特徴・料理への活用法をわかりやすく解説します。

今日からあなたの料理のレベルが1つアップすること間違いなしです!

この記事はこんな人におすすめ

  • 胡椒の種類と違いをわかりやすく知りたい人
  • 胡椒を料理に上手に活用したい人
  • 雑学を仕入れて友人にちょっと自慢したい人

ブラックペッパーとホワイトペッパーの違い

ブラックペッパーとホワイトペッパーは、製造方法の違いによって風味が大きく変わります。

ブラックペッパー

製法:未成熟の胡椒の実(緑色)を乾燥させて作ります。皮付きのまま使用するため、黒くシワのある見た目が特徴的です。

風味:①辛みの強い未完熟の実を使うこと、②香気成分が多く含まれる皮を使用することから、「ピリッ」とした強い辛みとスパイシーな香りを感じます。

ホワイトペッパー

  • 製法:完熟した赤い胡椒の実を乾燥させた後、水に浸して外皮を取り除きます。皮を剥くので見た目は白く、つるんとした質感をしています。
  • 風味:①辛みが抑えられた完熟の実を使うこと、②香気成分が多く含まれる皮を剥くことから、香りが穏やかになり、上品な辛みが特徴です。

料理での使い分け

辛みや香りの強さが違うので、料理に合わせて使い分けることで、よりおいしく仕上がります。

ブラックペッパー

以下のような風味がしっかりした料理への使用がおすすめです。

  • 牛肉料理:相性が抜群◎
  • 味の濃い料理:匂いの強い魚(青魚)や、乳製品を使ったこってりソースなど

料理例:

  • あじの黒胡椒焼き
  • 牛肉の黒胡椒炒め

ホワイトペッパー

以下のような淡白で上品な料理におすすめです。

  • 淡白な食材:白身魚・鶏肉・卵など
  • 白く仕上げたい料理:クリームソース、グラタンなど

料理例:

  • たらのホイル焼き
  • マカロニグラタン

+α|粒の大きさによる違い

粒の大きさでも香りや風味の出方が変わります。

料理の仕上がりを変えるポイントなので、ぜひ使い分けてみましょう。

種類特徴おすすめの使い方
ホール(粒そのまま)香りが飛びにくく、時間が経っても風味を保ちやすい。加熱すると香りが広がる。スープや煮込み料理、マリネ、ピクルス液など。使用直前にミルで挽くと香りが格別。
粗挽き香りが立ち、食感も楽しめる。ステーキ、サラダ、カルボナーラなど仕上げのトッピングに。
細挽き(パウダー)全体に均一に辛みを広げやすい。ソースやスープ、卵料理の下味づけに。

ホール → 粗挽き → 細挽き、の順で香りが広がりやすくなります。

香りを最大限に楽しみたいなら、使う直前に挽くのがベスト!

最後に|最近買ったおすすめ胡椒

「胡椒つながり」で、最近買ってよかったおすすめ製品をひとつ紹介します。

お肉やサラダはもちろん、卵かけご飯などシンプルな料理にひと振りするだけで、料理のランクがぐっと上がった気分になれるので、ぜひお試しを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました