ウインナーとソーセージの違いとは?
ウインナーとソーセージ、ウインナーとソーセージの違い、ご存知でしょうか?
普段なんとなく「ウインナー」と言ったり、「ソーセージ」と言ったり、使い分けていない人も多いと思います。
でも実は、この2つ、ちゃんと違うのです!
正しくは、「ソーセージ」という大きな分類の中に「ウインナー」があるのです。
つまり、こういうことです。👇
ソーセージの分類(JAS規格)
ソーセージとは、挽肉に調味料などを加え、ケーシングという入れ物に詰めたもの。
そして、ケーシングの種類や太さによって、名前が変わります。
- 1番細いものが「ウインナーソーセージ」
- その次が「フランクフルトソーセージ」
- さらに太いものが「ボロニアソーセージ」
JAS規格では以下のように定義されています。
名称 | 定義 | 太さ(Xmm) |
ウインナーソーセージ | 羊腸、または太さ20mm未満のケーシングを使用したもの | X<20 |
フランクフルトソーセージ | 豚腸、または太さ20~36mm未満のケーシングを使用したもの | 20≦X<36 |
ボロニアソーセージ | 牛腸、または太さ36mm以上のケーシングを使用したもの | 36<X |
まとめると、「細ければウインナー、太ければフランク、その上がボロニア」ってことですね。

ケーシングって何?
ソーセージを包んでいる入れ物のことをケーシングと呼びます。
ケーシングには天然腸と人工ケーシングが使われます。
天然腸(羊、豚、牛)
天然腸は、人間の腸を想像してもらえればわかると思うのですが、ストローのように細長く中が空洞になっています。
その太さが自然に違っている(羊腸<豚腸<牛腸)ことから、そのままソーセージの分類基準にもなっています。
さらに、天然ケーシンングは主成分はタンパク質。
加熱するとタンパク質が固まることで、あの「プリッ」とした食感が生まれます。
人工ケーシング
人工ケーシングは、動物の腸の代わりにソーセージ作りに使われます。
原料としてはコラーゲン、セルロース、プラスチックなどが使われます。
均一のサイズに作れるので大量生産向きで、目的に合わせた調整も容易です。
おすすめのソーセージ
ここでは、今回の件でソーセージに興味を持ち、スーパーでよくみかける3製品の違いを調べてみました。
日本ハムのシャウエッセン、伊藤ハムのアルトバイエルン、プリマハムの香薫。
特徴(こだわり)とおすすめシーンを独断と偏見でまとめました(笑)
ここで面白いと思ってもらえたら、また続編で詳細を書こうと思います。
一言で。
- シャウエッセン:「食感」→休日の朝ごはんに
- アルトバイエルン:「肉の旨み」→お弁当やおかずの1品に
- 香薫:「香り」→お酒のお供に
シャウエッセンのこだわりはとにかく「パリッ」とした食感。シンプルに焼くだけで特別感が出るので、休日の優雅な朝ごはんにおすすめです。
アルトバイエルンのこだわりは「肉本来の旨み」。旨みにこだわっており、噛むほどにジュワッと広がる旨みは、ご飯のすすむおかずにおすすめです。
香薫のこだわりは「香り」。燻製の香りにこだわっており、スモーキーな香りでお酒も進みます。これ一品で立派なおつまみになります。
ふるさと納税で楽しむソーセージ
そんな私のおすすめは、ウインナーとフランクフルトが両方楽しめるお得なセット。
ふるさと納税で手に入るので、試してみるのもアリかと。
ちなみに楽天ポイントがもらえるのは9月で最後なので、駆け込み購入もいいかもしれません。
まとめ
「ソーセージ」と「ウインナー」は同じじゃなくて、ウインナーはソーセージの一種なんです。
知っているとちょっとドヤれる豆知識ですよね。
次スーパーで手に取るとき、ぜひ「これはウインナーか?フランクか?」と見分けてみてください。
そして、気分に合わせてお気に入りのソーセージを選んでみるのも楽しいです。ぜひ!
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